紀州・和歌山県伊都郡九度山町の富有柿農園 | 産地直送柿通販 | 九度山柿農園

九度山柿農園のある和歌山県伊都郡九度山町は和歌山県の北部、世界遺産・3大霊山として知られる高野山の麓にある町で、古くから高野山の表参道として、参詣者を出迎えています。
域内には高野山の開祖である弘法大師空海の母が暮らしていたという慈尊院があり、空海は月に9度母に会いに来ていたことから九度山の地名が付いたと伝わっています。
また、戦国時代の名将・真田幸村のゆかりの地としても知られ、真田庵や真田古墳などの名所も多く、歴史を感じさせる街並と豊かな自然が交わる美しい町です。
2014年には大きな道の駅「柿の郷くどやま」がオープンし、地元で採れる農作物の直売や手作りの加工食品、こだわりのベーカリーなどが販売されています。
九度山柿農園の柿も販売しておりますので、和歌山にお越しの際はお立ち寄りいただけると嬉しいです。



- 【慈尊院】
- 世界産登録:高野山の表玄関・女人高野
google mapで地図をみる - 【丹生官省符神社】
- 世界遺産登録:歴史を感じさせる神社
google mapで地図をみる - 【高野山町石道】
- 世界遺産登録:1200年続く祈りと信仰の道
google mapで地図をみる - 【勝利寺】
- 町石道の傍らに佇む古刹。スポーツや勝負ごとに勝つことを祈願する寺として親しまれています。
google mapで地図をみる - 【真田庵】
- 真田昌幸・幸村の蟄居地
google mapで地図をみる - 【松山常次郎記念館】
- 九度山町の生んだ偉大な政治家。また、平山郁夫画伯の絵画も展示されています。
google mapで地図をみる - 【紙遊苑】
- 弘法大師に教えられたと伝えられる高野紙を用いた民芸品が展示されています。
google mapで地図をみる - 【玉川峡】
- 奇石と大小の滝がおりなす自然豊かな景勝地
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九度山では1907年(明治40年)に下古沢地区で植えられたのが最初の富有柿であると考えられています。
商品としての栽培の始まりは、1910年(明治43年)に兵庫県明石農業試験場から苗木を3本取り寄せ、植樹したのが始まりとされています。
昭和に入ると適地適作で不良みかん園は柿園に変わり、柿の作付け面積が増加しました。
この頃から柿の栽培急速に進み始めましたが、まだみかんの収穫量に対しては10分の1足らずでした。
しかし、第二次世界大戦が始まると、食料増産のために、果樹園の木々が伐採され、主食になる作物が植えられ、働き手である若者たちの多くが徴兵されたため、働き手が少なくなり、残っている果樹園も人手不足のため、荒れ果ててしまいました。
終戦後、復員して帰郷する者も多くなり、働き手が増え、肥料や農薬及び資材の生産も始まり、果樹園が復興しました。
1947年(昭和22年)を境として作付面積が増加しはじめました。
また、果樹研究会や4Hクラブを中心として摘果や剪定、肥料や土壌監理などの研究が進められ、著しく技術が進歩しました。
1962年(昭和37年)の農業センサスによると九度山のみかんの栽培面積は174ha、柿栽培面積は156haとなり、柿栽培面積がみかん栽培面積に匹敵しつつあることがわかります。
2003年にはみかんの栽培面積は12haに対し、柿の栽培面積は334haと、果樹栽培の中心は完全に柿であることがわかります。
【適地適作】
入郷・広良・東山地区は、三波川層に属して、表土は深く粘土質で、この地帯から生産される柿は品質が優れて味が良く、姿が整って美しく、日持ちが良いので、日本一の評価を得ていると示されています。